JINZO Novel タグ仕様書  v1.0 2000/1/1 ueno ◎シナリオファイル %t[nnn] nnn番のジャンプタグ。シナリオ中に重複する番号があってはならない。 %jt[nnn]  nnn番のジャンプタグにジャンプ %s[n],表示文字列,[nnn]  n番の選択肢文字列に、(表示文字列)を格納する。選択肢ジャンプ先にnnn番を格納する (注) 回想モードでは無視される %js[n]  0〜n番までの選択肢を表示し、解答待ち状態にする。  解答に応じて、その解答の選択肢ジャンプ先にジャンプする   また、改ページを行う (注) 回想モードでは無視される %v[n],[nnn]  変数[n]にnnn番のジャンプタグを格納 %jv[n]  変数[n]に格納されたジャンプ先にジャンプ (例) %s0,行かない,100 %s1,行く,101 %js1   (「行く」「行かない」の2つの選択肢を表示) %t100 %v0,200  (変数#0に200番のジャンプタグを格納) ...   (「行かない」を選んだ場合のシナリオ記述)    %jt102  (102番のタグへジャンプ) %t101 %v0,201  (変数#0に201番のジャンプタグを格納) ... (「行く」を選んだ場合のシナリオ記述)    %t102 ... (合流後のシナリオ記述)    ... %jv0 %t200 ... (「行かない」を選んだ場合のシナリオ記述) ...    %jt202 (102番のタグへジャンプ) %t101 %v0,201 (変数#0に201番のジャンプタグを格納) ... (「行く」を選んだ場合のシナリオ記述 %t201 %v0,201 (変数#0に201番のジャンプタグを格納) ... (「行く」を選んだ場合のシナリオ記述 %t202 ... (合流後のシナリオ記述 %w  タップ待ち %n   タップ待ち&改ページ %g[nn]   nn番のグラフィック表示。nn=00で非表示 (注) 回想モードでは無視される %gc#[rgb],#[rgb],#[0123] グラフィックの色を指定   1番目 フルカラーでの背景色変換表示の#000の値 [000〜FFF]   2番目 フルカラーでの背景色変換表示の#FFFの値 [000〜FFF]     背景色変換表示:グラフィックのRGB各数値を、[0〜F]→[c1〜c2]に変換する。 3番目 グレー4階調での背景色変換表示の各色の値 [0000〜3333]       [0,1,2,3]=[黒,濃灰,薄灰,白]で、左から(黒,濃灰,薄灰,白)の順に変換後の値。       2233では、黒と濃灰の部分は薄灰に、薄灰と白の部分は白に変換される。 (注) 回想モードでは無視される 例: %gc#888,#FFF,2233  (デフォルト値) %f[nn] テキストのフォントサイズをnnポイントに変更 %fc#[rgb],#[rgb],#[n],#[n] テキストの色を指定 1番目: フルカラーでの通常時仕様色 [000〜FFF] 2番目: フルカラーでの回想時使用色 [000〜FFF] 3番目: グレー4階調での時の通常時仕様色 [0〜3] 4番目: グレー4階調での回想時使用色 [0〜3]   (注) 回想モードでは無視される 例: %fc#000,#FFF,#3,#0 (デフォルト値) %bc#[rgb],#[rgb],#[n],#[n] 背景の色を指定 1番目: フルカラーでの通常時使用色 [000〜FFF] 2番目: フルカラーでの回想時使用色 [000〜FFF] 3番目: グレー4階調での時の通常使用色 [0〜3] 4番目: グレー4階調での回想時使用色 [0〜3]   (注) 回想モードでは無視される 例: %bc#FFF,#000,#0,#3 (デフォルト値) %d[nnn],[nnn],[nnn],[nnn] テキスト表示エリアを指定   左上X座標、左上Y座標、横幅、縦幅   例: %d000,000,640,240 (注) 回想モードでは無視される  %mg[n] グラフィック表示のモード指定 (注) 回想モードでは無視される   n=0 %gでグラフィックを表示した際、そのままの色で表示して     タップ待ちとなり、タップで背景色変換表示となる。   n=1 そのままの色で表示する   n=2 背景色変換表示をする  %at,シナリオタイトル名 %av,シナリオバージョン名 %aa,シナリオ作者名   Aboutダイアログでの表示文字列指定 (注) 回想モードでは無視される %z  終了。タイトルに戻る %上記以外   コメント行と見なす (備考) [n] 0〜9の数字 [nn] 00〜99の数字 [nnn] 000〜999の数字 [rgb] 000〜FFFの16進数  %はすべて行頭から開始すること  コマンドはすべて半角小文字。全角、大文字は不可 コマンドの文字列中の\n(半角2文字)は改行となる ◎グラフィック指定ファイル  #nn,ファイル名,x,y  または  #nn,ファイル名,x,y,c   グラフィックファイル名を格納 x,yは左上からのオフセット   画像フォーマットは、1,4,8,24bppのBMP、または2bpファイルが使用可能。   cがある場合は、その色を透明色とする。(1,4,8bppまたは2bpの場合のみ)  %nn,nn1,nn2,nn3,nn4   %g[nn]で指定する番号での表示を指定する。nnは4個(またはそれ以下)。 nn1が一番上,nn4が一番下になる   00は指定不可 (非表示で使用するため) ファイルの末尾に * を記述すること  (例)   #00,face0.bmp,0,0 #01,eye1.bmp,30,50 #02,mouth2.bmp,40,70 #03,mouth3.bmp,40,70 %01,02,01,00 %02,03,01,00 *   %g01 では face0.bmp, eye1.bmp, mouth2.bmp が表示され、     %g02 では face0.bmp, eye1.bmp, mouth3.bmp が表示される   ◎シナリオパラメータ設定  シナリオの各種パラメータを設定する。  .jzt という拡張子のファイル名のファイルに、行頭から   1行目:シナリオファイル名   2行目:グラフィック指定ファイル名   3行目:表示画面サイズ [nnn],[nnn] (横幅、縦幅) 4行目:使用フォント言語[n] 0 : 英語 1 : 日本語 2〜 : 未定  と指定する。 このファイルは、JZNovel.exeと同じフォルダに置くこと。  (例) scenario.txt graphic.txt 640,240 1 (注) ファイル名に、半角文字以外(漢字など)を使用した場合の動作は保証しない。 上記ファイルは、ShiftJISにて記述すること。  Windows95/98/NTのメモ帳などで編集し、CEサービスで転送することで作成可能。  CE上のエディタ等で編集する場合は、漢字コード、改行コードに注意すること。