6AV11アンプ

 冗談で作ってみたアンプです。

 6AV11は(1/2)12AU7相当のユニットが3ユニット入った真空管です。 つまり、1ユニットを初段に、残る2ユニットをパラレルにして出力段にすれば、単管で片チャンネルの構成が可能です。 出力は約1.5Wでしょうか。

 6AV11はクラシックコンポーネンツで600円/本ですから、お買得です。 ただしソケットがマグノーバル12pinですから、ソケットの方が高価かも。

 このアンプ、極限まで小さく作ったところ、案の定OPTがPTのリーケージフラックスの影響をモロに受けてノイズがひどくなってしまいました(泣)。隣の2A3と比べると大きさが分かるでしょうか。

 PTに無理をかけすぎたせいかPTのノグチPMC-35Eが故障してしまったので、SEL 2504に換装しました。やはり何事も定格以下で使わないと駄目ですね。

 音は、期待するだけ野暮です..... つまり、そんなに良くありません。