2A3アンプ

 やっと作り直しました。回路的にはほとんど同じです。 それだけではつまらないので、モノラル構成にしました。 PT:ノグチPMC-100M、OPT:タンゴU-708、CH:タンゴEC-20-120で、整流管は5W4G。制作費は2台で7万円くらいでしょうか。 スピーカーが99dBあるせいか、2A3は交流点火だとハムが気になったので、30と2A3の両方を3端子レギュレータで直流点火しました。おかげでハムはほとんど気になりません。 音は、作り直す前と同じような感じです。ただし、超三の音になれてしまった耳にはボケた音でいま一つです。(2000/05/21)











 一度は直熱3極管のアンプを作ってみたいと思っていました。しかし、直熱3極管は高価で、気軽に買えません(WE-300Bなんて、ペアで11万円もします!)。 半分諦めていたのですが、CR-2A3がペアで6千円(中国製ですけどね)を目にして 飛びついてしまいました。 せっかく出力管がST管なのですから、初段も直熱3極管のST管にしたい... そんなとき、30が800円/本。 μが9ですから実質6程度。30の2段構成なら36倍だから2A3のドライブもちょっと足りないけどなんとか... というわけで作ってみました。
全段固定バイアス直熱3極管(ST管)無帰還アンプです。 ドライブ能力が不足とか、そんな野暮なことは言いっこなし。 PT:ノグチPMC-150M、OPT:ノグチPMF-10WSですから、コストは5万円程度です。

 音は、想像以上に良いです。迫力があり、充実しています。 他の人にはあまり薦められませんが...
まだバラック組みなので、暇が出来たらきれいに作り直すつもりです。 OPTにMagneQuest:DS-025あたりを使おうかな、なんて考えています。